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初心者ランナーがチェックすべきランニングシューズの選び方のポイント3つ

ランニングシューズを選ぶポイント

ランニングシューズを選ぶポイントはいろいろありますが、特に重要なのは以下の3つです。

  1. サイズが合っているか
  2. クッション性があるか
  3. レベルに合っているか

基本的なことですがランニングシューズを選ぶ時にデザインやブランド重視で疎かにならない様に注意したいものです。

サイズが合っているか

これが最も基本となります。
ビジネスシューズでもトレッキングシューズでも、サイズがきちんと合っているかが靴選びにおいて最大のポイントです。
そして誰もが知っている長さだけでなく、幅にも注意が必要です。

足長

「足長」は足を縦に測った長さのことで、誰もが足のサイズとしてセンチやインチで自分のサイズを知っているものです。足長はかかとからつま先までの一番長いところのサイズとなります。

ランニングシューズの場合、足長にプラス1cmから1.5cmのものを選びます。
長時間走るとむくみで足が大きくなり、普段のベストサイズだと後半は足の指を丸めた窮屈な状態で走ることになります。

シューズを試し履きする時に足を入れたらまずかかとをピッタリ合わせて、つま先の余裕があるかを確認します。
シューズのつま先を合わせてかかと部分に指を入れて間隔をみる方法では正しいサイズが選べないので注意が必要です。

スポーツ専門店やランニングシューズショップではきちんと測ってくれるので店員さんに遠慮なく声をかけましょう。
普段履いているスニーカーが26cmだから、ランニングシューズは1cmぷらすして27cm というような安直な選び方はやめましょう。

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足幅

次に「足幅」も自分にあったものを選びます。
日本人は欧米人と比較して甲高幅広の人が多いと言われています。海外ブランドのランニングシューズを選ぶ時は特に気をつけます。
足の横幅には2E、3E、4Eといった規定があります。
「E」という足のヨコの長さを合わせてもらって選ぶようにすると後々のランニング時の足への負担が減りますし、マメができることを防ぐことになります。

メーカーによっても靴の種類によっても、足幅や狭さ、甲高などは差異があります。A社では26cmでちょうどいいのにB社では26.5cmといったことはよくあります。
実際に試し履きしてみないとわかりませんので、ランニングシューズを購入する際はきちんと試着を行います。

クッション性があるか

ランニングシューズを選ぶうえではクッション性の高さも重要です。
ランニング初心者は特に注意してもらいたいポイントです。
なぜなら、ランニングというのは想像以上に足腰に負担の大きい運動だからです。
特にひざやかかとは地面に着地する際に大きな衝撃を受けます。

ある程度の期間ランニングをしているという人の膝やかかとは鍛えられていますが、初心者の場合はいろいろな部位がランニングの衝撃に耐えられるようになっていません。このためランニングシューズによる衝撃緩和効果が必要というわけです。

ここで注意すべきなのは、初心者ランナーはランニングシューズを「軽さ」で選んではいけないという点です。
「ランニングシューズは軽量のいものがいいもの」と誤った知識を持っている人がいますが、軽ランニングシューズはクッション性が低いもの場合が多いです。

超軽量のシューズはフルマラソンで3時間を切るような中級者~上級者向けです。
初心者ランナーは少々重くてもクッション性重視で選ぶようにします。

レベルに合っているか

ランニングシューズには初心者向けシューズと中級・上級者向けのシューズなどレベルに応じて違いがあります。

一般的に、初心者向けのシューズの方が重量がある分クッション性に優れています。
クッション性のところで述べた通り筋力が不足している初心者向けにはケガ防止などの安全性を重視しています。

逆に、上級者向けのシューズはより軽さを重視しています。
その分クッション性は少ないのですが、鍛えられたランナーであればさほどクッションがなくても大丈夫ですし、軽量化によるメリットの方が大きいのです。
初心者向けのものは価格は5000円から15000円程度のものになるはずです。

まとめ

初心者ランナーは上に挙げた3つのポイントをもとに、専門ショップで店員の方のアドバイスを受けながら、よく試履きをして自分のサイズとレベルに合ったランニングシューズを選ぶようにしましょう。

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