ボヘミアン・ラプソディー 観ました
多くのワイドショーに紹介され、大変な人気です
私 中学の時にクイーンを知りずっとファンでした
年上のいとこに教わったという友人がLPを貸してくれたのが始まりでした
中学に入り洋楽を少し聞いていたのですが、ベイ・シティ・ローラーズとか、女の子がキャーキャー言ってたアイドルバンドとか、有名なカーペーンターズとかを聞いていたものです
そんなチューボーの私にクイーンはすごくハードに聞こえ、ハード・ロック好きにもなりました
クイーンからキッスやエアロスミスに、よく聴く洋楽バンドが広がりました
当時のクイーンは日本では女性ファンが多く、クイーンファンというと男性にはちょっと恥ずかしかった記憶があります
今なら 男子中学生がジャニーズ系のグループが好き って言ってる感じでしょうか
ワイドショーでもよく言っていましたが、日本で最初に人気の火がついたのですが、ルックスが受けたのだと思います
当時の音楽雑誌「ミュージックライフ」の編集長 東條かおる子氏が、自分の雑誌で紹介し、音楽性とかファッションセンスが良かったから日本人に受けたと述べていました
ルックスだけじゃないと
人気が長続きした理由はそこなんでしょうが、とっかかりはルックスだと思います
当時同じ様なファッションに身を包んだエンジェルというバンドもソコソコ人気だったです
その後はチープ・トリックも2人グッドルッキンがいたので日本で最初に人気がでましたし、ボン・ジョビにその流れは続きます
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それはさておき、映画の話ですがドラムのロジャーがこんな曲は演りたくないというシーンがありました
ディスコ調の曲 Another One Bites the Dust/邦題 地獄へ道ずれ だったのですが、ファーストからシアー・ハート・アタックあたりまでのアルバム中、結構な割合を占めていたハードロック系の曲が好きだった私は、イメチェン後のフレディに戸惑い、フラッシュ・ゴードンのテーマ辺りで聴くのをやめていました
それでそのシーンにはすごく納得させられました
リアルタイムで聴いていた記憶があるのは A Day At the Race 華麗なるレース からだったかな
シングル Somebody to Loveは日本でも大ヒットしたと思います
映画では私の勘違いか、曲の時系列が間違っている様な感じもありましたがストーリーとしてはクイーンの知らなかったエピソード等が盛り込まれていてよかったです
フレディ役のラミ・マレックがすごく似ているという事も話題になっていましたが、顔がと言うより動作とか曲中のダンスとかをすごく研究したのだと感じました
ライブエイドでの演奏を再現した最後のパートは涙なしでは見られないというコメンテーターが多かったのですが、既にフレディの死を乗り越えてきた往年のファンの一人としては、あくまで役者さんによる再現であってそんなに泣けなかったです
多分に私がひねくれ者だからなんでしょうけど
クイーンのメンバー憧れのボーカリスト ポール・ロジャースとツアーしたり、今回の映画が出たりはすごく素敵なことなんでしょうが、フレディの死で幕を閉じたバンドとしてそっとしといて欲しいという気持ちも大きいです
ただ 青春時代の思い出が次々と蘇ったのにはクイーンと映画「ボヘミアン・ラプソディー」に感謝してます